2014.03.21から2014.04.01までドイツ遠征を行いました。前回はケルンを拠点に滞在しましたが、今回はケルン・ビーレフェルド・デュッセルドルフの3つの都市で宿泊し様々なアクティビティをすることができました。
ケルンでは体育大学内のゲストハウス、ビーレフェルドではホテルに宿泊し、デュッセルドルフではユースホステルに宿泊しました。
様々な宿泊施設での滞在を通して新たな発見や体験ができたのではないかと思います。
遠征ではトレーニングはもちろん、アマチュアチームとのトレーニングマッチ、プロの育成とのトレーニングマッチ、ブンデスリーガ観戦はもちろん、アクティビティで大学見学、音楽鑑賞、美術館、博物館やグループ学習と普段練習しているだけでは経験することのないことを体験できたことが一番の収穫だったのではないでしょうか。
すべてを書くことはできませんが、ハイライトをいくつか記載させていただきます。
前回はプロの育成との試合を1試合しただけでしたが、今回はケルンにあるアマチュアクラブの同年代のチームと試合をさせてもらいました。
対戦相手のアマチュアクラブの施設は森の中にあり、芝のサッカーグラウンド、土のサッカーグラウンド、テニスコート6面、ビーチバレーのコート、軽食が楽しめるレストラン、着替えやシャワーができる施設が併設されており、ドイツのアマチュアレベルのスポーツ文化を肌で体感することができたのではないでしょうか。
現地の同じようなレベルのチームとの試合では、4-4のゲームになり各自自信と課題の両方を得ることができたと思います。
このような環境を見て、体験して、どういう仕組みでこうなったのか、どうすればこういうものが自分たちにも作れるのか考えるきっかけになったらと思っています。
今回の遠征でもビーレフェルドにお世話になりました。前回は日帰りで訪れましたが、生徒はもちろん引率教員からも落ち着いた街並みに心動かされたというコメントが多数出たことにより、2泊し試合とスタジアム見学だけではなく街を散策し素敵な時間を過ごせたと感じています。
この遠征では一日のスケジュールを担当する生徒を決めていました。決められた生徒は事前学習で学んだことを活かしながら、電車のチケットの購入から試合会場までのアテンドなど、様々なものを調べ対応しどの国に行っても日本と変わらず力を発揮できる子になって欲しいという顧問の考えや学校の教育目標である自調自考で学んできた力を最大限に発揮できたと感じています。
ビーレフェルドのスタッフにも良くしていただき、試合の結果は学年が下の選手相手でしたが1-2と健闘し、次回来たときは一緒に練習もしようなどと声をかけてもらえたことなど少しずつ成長していることを感じることができた滞在でした。
デュッセルドルフでの一番大きいアクティビティはコブレンツの観光でした。このコブレンツを訪れるというきっかけになったのが、事前学習の建築を担当した生徒の出したプレゼンの中にあったコブレンツのエーレンブライトシュタイン城塞の写真でした。壮大な写真に思わず行くことができたらと考え、遠征のプランに入れました。
生徒きっかけの予定を入れることができたことは事前学習をした成果であり、その日の担当を事前学習の担当と同じ生徒にすることで、スムーズに観光することができました。
フラッシュの写真にはコブレンツだけではなく、大学見学やボンの観光などアクティビティに関する写真を取り込みました。